東京臨海高速鉄道トンネルウォーク体験記


8月31日(土)に、東京臨海高速鉄道(りんかい線)の大井町〜大崎区間においてトンネル公開が行われた。
12月1日に開業を控えて、主に地元民である品川区民を対象に行われたのだが、世田谷区及び茂原市民を代表して参加してきたのでここに報告させていただく.


JR大井町駅を出てアトレの階段を下りてすぐのところに、テントがあり、受付を済ます.ヘルメットと軍手を受け取り、係員に誘導されるままエレベーターへ.車椅子等に対応させる為に設けられたもので、メインの入口とは考えにくいが,工事関係の物が周りにあり,目立たない.これに乗って改札口のある地下1階へ下りる.
ここには駅の事務室となるであろう囲まれたスペースと、券売機、精算機を設置する穴.そして、自動改札機を設置する場所には、蓋が並んでいた.この下にはもうケーブルがきていることだろう.

仮想改札を通り、少し歩くと2次受付があった。持参の葉書と引き換えにパンフレットと入構証を受け取る.中にはトイレが無いことなどを告げられた後、地下3階のコンコースへ。

エスカレーターはまだ工事中のため脇の階段を下りる.地下1階から地下3階まで一気に下りるのだから長い.ちなみに地下2階と4階は空調関連の機器が詰まっているとのこと.やっとのこと(大袈裟)地下3階までたどり着くと、既に出発式らしきものが始まっていた.話の内容はありきたりなので割愛させていただく.

式が終わると、班ごとに記念写真を撮っていざ出発.地下5階の新木場方面行きの列車が発着するホームへ下りる. 大崎方先端から軌道上に降りるとすぐに広いスペースが現れる.これはホーム幅も含めて掘ってきた為に生じるスペースで平らに舗装されている為歩きやすい.しかしこれもすぐに終わってしまう.

これが,トンネル径の変化する地点で、ここからは本格的に軌道上を歩くことになる.バラストの上が歩きにくいのは勿論なのだが、PC枕木上もカントがあって歩きやすいとはいえない状態。トンネルの横端には関係者用の高台部分があり、舗装されているのだが、小さい子供もいることから歩行NG。摩り減った靴とサンダル履きの二人にはきつい.

まもなくすると、トンネルを掘り始めた位置との説明が入る.このあたりはトンネル面が円形ではなく長方形であることからも納得できる.この四角トンネルをこえたところで、上下線が一緒になる.

大半径のトンネルに入ってしまえば出口はすぐそこで,先には外の光が見えてくる.

完全に地上へでたところで、今回のトンネルウォークは行程の半分を終了。
この先のカーブを曲がるともう大崎駅構内だ.奥には、工事柵の隙間から駅を出発したばかりの山手線電車がかすかに見える.また、上には東海道新幹線が走っているのだが今回はシャッターチャンスに恵まれなかった.

ここからは今きた道を引き返す.トンネルに入るとすぐに思いがけないプレゼントが待っていた.今回の記念として,一筆残せることになったのだ.取敢えずバラストに名前くらい書いておいたのだが、どうせなら枕木に書いておけばよかったと後悔。(見難いけれど中央上部に石原と読めるはず)

分岐点までは同じ道を戻る.ちなみに分岐点を大崎方から見るとこんな感じ。 ここからは写真右側の大崎方面行き電車の発着ホームへと向かう.恐らくこのトンネルを右側通行することは2度とないだろう.

後は別段見るべきところも無かったが,例によってトンネルの径が広がってからは遊休の舗装スペースを歩いてホーム端から帰還した
。あまり冷たくなかったがお土産にお茶をもらい解散。思いがけずポスターをゲットしたりもした.訊いてみるもんだね.

トンネル内は真夏にも関わらず涼しく、工事関係者に聞いたところ、今日は駅の冷気が流れてきているかもしれないが、普段も暑くはないとの回答が得られた.暑い地下駅で働いているものとして羨ましい限りだ.

解散後は階段から地上へ出たのだが、途中にあるエスカレーターが、日本最長とのこと。完成後はりんかい線の改札階とJRの改札階を結び、乗り換えがスムーズに進むだろう。現在はこのエスカレーターを上から見ることは出来ないそうで,開業を待ってくれと笑顔で言われてしまい苦笑.

今回の戦利品は、入構証を首から提げるのに用いたネックストラップをはじめ、ちょっと立派なパンフレットやロゴ入りボールペンなどでした。こういうイベントって過去に参加したことが無いような気がするので、また何かあったらぜひ参加したいと思う.