経緯

去る、2003年4月12日。私はわたらせ渓谷鐵道の"完乗"を目指すため、車中の人となった。
何故、完乗にこだわるかというと・・・・・・・そこに前年度の苦い記憶が甦ってくるためである。

2002年5月19日。そこには新入部員を迎えたばかりの自分たちの姿があった。その表情は目標を成し遂げたものとは違う。
そう。この写真はわたらせ渓谷鐵道の終点"間藤"駅で撮られたものではない。
この日は新歓旅行ということで、わたらせ渓谷鐵道のトロッコ列車に乗りに来たのだが、鉄道好きの集団だけあって多くの人の目的はわたらせ渓谷鉄道の完乗にあるといっても過言ではなかった。
ダイヤも調べて間藤まで載りつぶす計画は万全…のはずだった。
しかし、当日の朝になって悲劇が襲った。

 土 砂 崩 れ に よ り  足尾 - 間藤  運 休 

耳を疑ったがどうすることも出来なかった。
地元住民向けに代行バス(実際にはワゴン車)が走ったが、そんなものに載っても仕方が無いし、何しろこちらは大人数で、迷惑をかけるわけには行かない。
そんなわけで変なわだかまりを残しながら、もう一年が過ぎようとしているこの日、ついにリベンジを果たす日が来た。

計画

どうせ出かけるなら、単純往復なんてしたくない。こんなポリシーを持ちながらも、終着駅からどうすることも出来ずに、結局もと来た道を引き返すことも多いのだが、今回は違う。それまで気が付かなかったのだが、足尾から日光というのは意外に近く、本数こそ少ないがバスが走っている。これを狙っていくことにする。
バスの時刻を調べると、朝一のバスは地元民向けなのだろう。東京から出て行ったのでは間に合うわけが無い。その次は10時半ころか。行けないことは無いな。一応その次を調べてみるとかなり時間が空いてしまい、帰りが遅くなってしまうので、このバスを狙うことにする。逆算すると、なんと最寄を5時16分。朝二の電車である。ちょっと辛いかもと思ったが、やればできるだろう。
バスで日光に着く時間は決まってくるので、次にそこからの行程を考える。日光なんて普通に観光で2・3回行ってるし、今回は観光はいいやと思い、今回は(今回も?)鉄道づくしの旅にしよう。そういや、東武鬼怒川線って乗ったこと無いなと思い、早速プランを練る。思ったよりも本数が多いのでなんだかあっさりと行程が決まってしまいました。
あとは決行を待つのみです。

旅行記

 出発がかなり早い時間であることは既に書いたとおりだ。その時間に起きるために前日は早く寝たのかというとそういうことは全くなく、いつものように(?)2時3時までチャットにかまけていた。ただ、どういうわけか睡眠時間が極端に少ない時は意外に目覚めがよい。4時半に目覚ましをセットしたら、一発で目が覚め、朝一の電車にも間に合う時間に行動することも出来た。が、早く行っても仕方がないので予定通りの電車に乗る。
 新宿駅での乗換も、日中なら埼京線で一本で行けるところを、池袋での乗換を強いられる。しかし、赤羽からは下り線ではあるが、この時間だと確実に座れる。ここまで来るともう勝ったも同然で夢見心地のうちに高崎到着。適当に食料を買い込んで桐生へ。
前回はフリーパスみたいな切符を買ったが、今日は普通切符である。それにしても終点まで乗り通す人が、いったいどれだけいるのだろう?電車に乗り込むと案外人が乗っているが、経営的にはどうなのだろう。発車してしばらくは両毛線と一緒に走り、やがて分岐する。当たり前だが前回と同じ光景だ。やがて上毛電鉄やら東武鉄道との乗り換え駅を過ぎるともう記憶が無い。
・・・が、渡良瀬渓谷の絶景が目に入ってくると目も覚め、やがて足尾を過ぎ間もなく終点の間藤にたどり着いた。間藤駅には到達者ノートやら、鉄道作家の思い出アルバムみたいな物が置いてあったが、バスの時刻まであまり時間が無いので、早々に立ち去った。ハズだったが、バスがなかなかやって来ない。不安になった頃にようやくやってきたが、この先の行程に影響が無いことを祈る。(以下編集中)

行程表

駅名到着時刻出発時刻乗車線
千歳烏山 0516京王線
新宿05330547山手線
池袋05550601埼京線
赤羽06090614高崎線
高崎07470752上越線
新前橋08000813両毛線
桐生08470904わたらせ渓谷鐵道
間藤10241038足尾町営バス
清滝11091111東武バス
東武日光11301200東武日光線
下今市12091220東武鬼怒川線
新藤原12491333東武鬼怒川・日光・伊勢崎線
北千住1552 以下不明