2日目(沖縄観光)

寝たのかどうかもわからないままとりあえず朝にはなった。この日は沖縄観光をすることにしていたので、昨日空港でもらったパンフレットを見ながら、定期観光バスに乗ることに決めた。バス出発の40分前に予約してくる客も珍しいだろうなぁと思いながらもとりあえず予約を入れる。那覇交通の電話応対には好感が持てた。ホテルを聞かれたのだが安い民宿だったためバス会社のお迎え先リストには載っていないらしく、バスの出発地までは目と鼻の先だったため、こちらから出向く旨を伝える。ギリギリに電話したため、のんびりする余裕も無く身支度を整えるとすぐに出発だ。途中コンビニで飲み物を買って、ロワジールホテル隣のバス乗り場へ。お金を払ってバスで待つこと15分。誰も乗ってこない。もしやと思ったが、他のホテルから乗車するとの事。で、バスは国際通りで一人、都ホテルとJALホテル(詳細は忘れた)から8人を拾い、初めの観光地首里城へと向かう。

JALのホテルからは首里城は目と鼻の先で、城の紹介すら終わらないうちに到着した。ガイドさんに導かれるままホンの数分で守礼門に到着した。ここで記念撮影をする。民族衣装を身にまとったお姉さんを囲んでの一コマ。あとでぼったくられるんだろうなとわかってはいるものの大人しくカメラに収まることにしよう。守礼門をくぐってすぐ、世界遺産である園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)がある。守礼門ばかりが有名になってしまうところだが、こちらも立派な世界遺産である。その後いくつかの門をくぐって廣福門を越えたところで解散、自由行動となった。ここから先は有料エリアであるため、入場は各人に任される。今日はあまり時間が無く、明日、モノレールの一日券を使う予定なので、明日ゆっくり見ようと思ったので今日はここまでにする。上ってきた道とは別ルートで下っていく。途中の土産物屋に立ち寄ると、中からかわいいお嬢さんが出てきていろいろ紹介してもらった。あまりに可愛かったので、買うつもりのなかった高いほうのTシャツを購入。一緒に写真を撮ってこなかったのが非常に悔やまれる。

首里城を後にし、次は旧日本海軍の壕へ向かう。この途中で、先ほど出来なかった、首里城の紹介や、これから行く海軍壕や沖縄戦に関する話などがあった。また、沖縄人が見たいものランキング(3位:紅葉 2位:電車 1位:雪)は非常に興味深かった。今日は日曜日で道路が非常に空いているらしく、あっという間の到着となった。バスを降りると目の前には、慰霊塔が聳え立ち、そろってお祈りをする。この裏には海軍のボスであった○○實の墓(?)があるらしい。建物内に入っていくと先ず初めに沖縄戦の資料館があった。展示物を見るたび、如何に悲惨な戦いであったかということが伝わってくる。一方で、琉球藩を日本に組み込んで間もない頃だったため日本(本土)軍には「沖縄だから玉砕してもいいや」的発想は無かったのだろうかと思われることもあった(最後は一億玉砕とか言ってたようだが)。司令官の残した手紙にはジーンとくるものがあった。本当はもっとゆっくり見たかったのだが、せっかく海軍壕に来て壕を見ないわけにも行かないので、そろそろ壕内へと降りることにする。壕を掘るに当たって適した土壌というものがあり、この辺りの土は固まりやすく非常に適しているとの事だった。壕内は非常に狭く司令官室・参謀室といった身分のある人の部屋でさえも一畳ちょっとといった有様だった。勿論一般兵の部屋などは無く、通路内で休んでいたようだ。また、陥落直前は立ったまま寝ていたらしい。

旧日本海軍壕を出ると、琉球の館なる染物屋を経由してひめゆりの塔へ。ひめゆり部隊とは乙姫と白百合班の混合部隊であることから名づけられたもので、従軍看護婦として立派に使命を果たした。この他にも複数の看護部隊が存在したが、結成の経緯や強制徴用の有無などの点で違いがある。ガイドブック等には正面の大きな石版が掲載されることが多いが、本物のひめゆりの塔とは、その横に佇む小さな石碑のことである。彼女らは軍部によって従軍看護婦としての任を解かれたあともこの地に残り壕内で働いていたが、米軍の降伏勧告に応じることなく、投げ込まれた毒ガスによって死亡した。この碑の奥に資料館があり、数多くの展示がなされている。ここから数多くの苦労や、耐えがたい苦痛と闘った様子を感じ取ることができた。

次に向かったのが、琉球ガラス村という施設。ここでは伝統的な手法による琉球ガラス製作の実演販売を行っている。店内には所狭しとガラス製品が並べられており、お土産にと灰皿を購入。また、パイナップルワインを買ってみた。果たして味はいかがなものか…。

次に向かったのは平和記念堂というところ。反対側には毎年慰霊祭が行われる○○が広がる。堂内には木造大仏が鎮座し、その頭上には星空が広がっていた。また、地下には日本各都道府県、世界各国から送られた石が保存されている。

いよいよ最後の見学地である玉泉洞、いまはおきなわワールドというらしい。ここは全長5kmにも及ぶ鍾乳洞を利用して作られた観光施設で、洞窟そのものの公開は890mのみなのだが、出口から入り口に戻るルートを上手く利用して琉球を体験してもらおうという作りになっている。鍾乳石とは地下水に含まれる石灰成分が長い年月を経て固形化したもので、1mm成長するのに約3年もかかる。見た目は臓器のように気持ち悪いが、実際に触ってみると肌触りのいい普通の石である。形成される形は雫の垂れ方によるところが大きく、ご覧のように氷柱上に出来る鍾乳石もあれば、一枚の皿上に出来るものもあり、それによっていろいろな名称(愛称)が付けられていたが、私にはいずれも寒い名前にしか思えなかった。  一通り見終わって地上に上ると、入洞時に撮った写真の販売があった。果たしてどれだけの人が買っていくのか疑問だが、守礼門で撮った写真をぼったくり価格(1000円)で買った後だったので、いかにプリントされた状態で置いてあろうとも買う気にはなれず(こちらも1000円)泣く泣くごみ箱行きに、つーか、写真撮る前に拒否する時間くらいくれって感じなんだけどね。で、パイナップル園・黒糖工場・ガラス工房・紅型(びんがた)染めなどの琉球ならではの産業を見る事ができました。中には体験できるものもあります。で、私はというと、洞内の湿気に嫌気がさして、さとうきびアイスで時間を潰し、さっさとバスへ戻ってしまいました。

あとは、那覇市内でショッピングセンターでの買い物が含まれてたのですが、ここからは途中放棄をして一旦帰宅し、夕食を求めて沖縄有数の繁華街である国際通りへ繰り出しました。初日は沖縄らしいモノにありつけなかったことから、今日こそはと意気込んでみたものの先ほど車内で聴いた「ゆうなんぎい」というお店は今日は定休日でとりあえず通りには出てみたものの歩きながら店を見定めるのは困難と判断し、先ずは近くのスターバックスへ入店。手持ちのガイドブックで場所と値段を調べてみるもなかなかいい条件にめぐりあえず、結局金銭面で条件が折り合ったのが○○というお店。後で判った事だが、どうやら沖縄のお店は昼間は定食屋、夜は居酒屋という風にメニュー形態を変えるお店が多いらしい。当初、居酒屋風のお店は除外して調べていたため適当なお店が見つからなかったのだが、こういう事なら選択肢はたくさんあったらしいが後の祭りである。この店を選んだ理由は行きの飛行機内でもらった冊子にこの店のクーポンが入っていたという理由が大きい。そんなこんなでスタバを後にし○○へ向かう。
店はあっさり見つかった。夕食時にはまだ早いようで店内は2組くらいしか居なかった。早速メニューを見るが自分で決められず、結局店員さんに選んでもらった。沖縄といえばやっぱりゴーヤでしょう、ということでゴーヤチャンプルーの定食を注文。さらにJALクーポンで紅芋団子(?)がついた。出てくるまでの間、目の前にあった新聞の切抜きを読むと、健康のためにはチャンプルーという調理法が非常に良いということが書かれていた。ただ、チャンプルーが何を表すのか知らなかったがために半端な知識のままで、未だに調べてすらいない。程なく紅芋団子がでて続いてゴーヤチャンプルー定食が出てきた。ゴーヤチャンプルーというものは最近のブームの中で東京でも食べたことがあるし、自分で作ったこともある。今まで食べたものと比べて違った点はというと、ゴーヤの苦さがマイルドであったことと、結構豆腐の割合が高かったことが挙げられる。味付け等についてはあまり細かな違いは感じ取れなかった。

店を出ると辺りはそこそこに暗くなっており、他に特にすることも無かったので宿の方へ向かって歩いていくと、沖縄県庁の向かいあたりに大きなショッピングビルが建っており、「沖縄のフツーの店ってどんなもんだろう?」という興味本位で入ってみることにした。中は確かに東京と同じような構成で特に変わったお店があるわけでなく、普通にブランドショップも入っていればおもちゃ屋も入っていたが、紳士服の階で○○フェアというのをやっており、何気にのぞいてみるとある意味沖縄の民族衣装っぽい。お土産にこんなのもいいかなと思ったので買うことにしたが、フェアの割には3000円と予想以上だった。レジの人にこれは仕事でも使えるのか訊いてみたところ、「あんた何言ってんの」みたいな感じで対応されたのでちょっと気分を害したのだが、どうやら使っているらしい。お役所ではどうなのか知らないが。まあ、普段は沖縄人しか来ないような店だろうから仕方ないかということにしておく。

宿に戻る途中モノレールの旭橋駅に寄り道をした。開業記念のSFカードを売っており、カードコレクターとしては”買い“なのだが、オレンジカードやパスネットなどと違い、使い切れなかったら今度いつ使えるかわからない。そこで、改札の駅員さんに一日乗車券はこれで買えるのかと尋ねてみると、やはり慣れないせいもあろうが、(一日)乗車券だから買える…はず、との返事を頂いた。万が一買えなかったら払い戻すとも言ったので、今しか買えないものだから買うことにした。
宿に戻るとこれまでの写真をパソコンに吸出し、一日目の旅行記をまとめた。因みに2日目を書いているのは既に9月も半ばだったりする。今日は昨日ほど暑くないし、ベランダつながりの隣室は空いているみたいなので、窓を開けて寝てみよう。

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